指名停止とは?期間・理由・公表の仕組み
指名停止とは、国や地方自治体などの発注機関が、談合・贈賄・粗雑工事・事故・法令違反などを起こした事業者に対して、一定期間、競争入札への参加(指名)を見合わせる措置です。法律上の行政処分ではなく発注者の内部措置と位置づけられますが、公共調達から事実上排除される重い制裁として機能します。
期間と決定の仕組み
停止期間は各発注機関の「指名停止措置要領」の別表(事由ごとの基準表)に基づき決まり、 おおむね2週間から36か月の範囲です。贈賄・談合など悪質な事由ほど長く、同種事案の再発や 役員の関与で加重されます。国(各府省・地方整備局)、都道府県、市区町村がそれぞれ独自に 措置・公表するため、1つの事件で複数の機関が連鎖的に指名停止を行うことも珍しくありません。
公表と「消える」問題
指名停止は各機関のウェブサイトで公表されますが、多くの機関は措置期間の終了後や一定期間の 経過後に掲載を取り下げます。このため過去の措置歴を遡って確認することは難しく、取引先の 与信調査では見落としが起きがちです。天羅AIは国・都道府県・政令市・市区町村の公表を日次で 収集し、初出日付きでアーカイブしているため、公表が取り下げられた後も記録を確認できます。
よくある質問
指名停止の期間はどのくらいですか?
各発注機関の措置要領に基づき、おおむね2週間〜36か月です。談合・贈賄など悪質な事由ほど長く、再発や役員関与で加重されます。
指名停止になった企業はどこで確認できますか?
各発注機関(府省・地方整備局・都道府県・市区町村)のサイトで公表されますが、期間経過後に削除されることが多いです。天羅AI(tenra.jp)は公表を日次収集し、削除後も記録を保持しています。